三題噺の反省記録
三題噺の反省を兼ねて。
本当は自分の作品に自己言及なんてするもんじゃないし、勝手に自己反省して胸の内にしまっておいて次の作品に向かえばいい話ではあるんだけど、作った話だけ置いておくといよいよブログの存在が不明瞭になる気がしたので書きます。
自己反省。
反省文は随時加筆していくと思います。
まずはゼロゼロいちからゼロゼロご!
※ネタバレを含むかもしれませんが何一つ問題無いです
2015年の年末当たりに別のブログで細々とやっていた別の三題噺に関しても、またそちらにごそっと移動するかもしれないし、逆にこっちに持ってくるかもしれない。
そのブログは以下のリンク。
nishinokyogulliver.wordpress.com
三題噺 001 ~ 005
2016年06月09日
001 (虹、クリスマス、ぬれた高校)<SF>
サイエンスフィクションというよりはなんちゃってSFになっている。
夏にクリスマスを持ってはきたが、今読むと苦しい、気もする。
女子高生の会話感を出してはみたが、リアル感はない。想像の範疇を出てはいないし、その想像もそこまでよくはない。
後半の虹を意識した分光器の下りはそこそこ気に入っている。個人的に。
2016年06月09日
002☆(森、地平線、輝く枝)<ホラー>
仮にも三題噺って名乗ってるんだからオチはあったほうがいいよな、と意識した。
……が、オチで何かがわかるわけではないホラーに仕上がっている。
途中の森の中の描写もいまいち。書ききれなかった感がすごい。
特に小屋のあたり。
森に侵入するときの雰囲気作りだけはそこそこ気に入っている。
2016年06月10日
003 (緑色、迷信、激しい存在)<指定なし>
苦しい。無理やり生み出した。
ジャンルの指定なしに喜んだものの、激しい存在ってなんやねん、龍か? 龍とかか?
ぐらいののり。微妙な作品の一つ。
2016年06月11日
004 (暁、矛盾、真のメガネ)<邪道ファンタジー>
苦しい。上の 003 以上に苦しい。
メガネだけならよかったが(多分そんなこともない)、邪道ファンタジーに悩んだ結果の作品。
オチは無い。
2016年06月12日
005 (夜空、鷹、おかしな時の流れ)<ラヴコメ>
ファンタジー、といえばファンタジー、ではあるが、でも今回のジャンルはラヴコメだった……
そんな作品。
舞台設定に必然性はないなあ、と反省する。
物語には必然性のある舞台設定が必ず必要、なんてことはないと個人的には考えているが、創作の練習として考えると出来はよくない作品である。
これもオチはない。
ここまでで最初の五本の三題噺。
三題噺と銘打ってこそいるものの、語源である三題噺には遠く及ばない。
ただただ三つもらった言葉をこねくり回しただけ、という印象。
この中だと 002 が一番強い。戦闘力的に。
今回の反省はこの辺にて。